光害の原因となる水銀灯やナトリウム灯など人工光をカットし、大部分の天体からの光は透過させるフィルターです。天体観測や撮影の妨げとなる光害を除去し、クリアな像を実現します。また、光害のみを選択して除去しますので、カラーバランスの変化が極力抑えられ、撮影時の画像処理が容易になります。
IAD (ion assisted deposition)方式によるコーティングで多層膜を密着化させ、通常コートより耐久性、硬質性がアップ。さらに、合成石英ガラスを使用しているため、フィルターの面精度が極めて高く、高画質で撮影できます。
各社天体望遠鏡、アイピースおよびカメラレンズに対応したラインナップ。
画角の広いレンズを使用すると色転びが発生するため、焦点距離100mm以上の望遠レンズ(35mm換算)をお使いになることをお勧めします。
● LPR:Light Pollution Resistanceの略
● 合成石英ガラスを採用:通常使用する光学ガラスより強度があり、耐熱性が優れているため、コーティング時の歪みが通常より更に小さく、蒸着の安定性と面精度に優れます。
● IAD (ion assisted deposition)方式とは:蒸着機内のイオン銃から基板に照射されるイオン化された、ガスにより、通常コートより密着性の高い膜を形成します。
用途と特徴
天体撮影 ★★★★★
天体観測 ★★★
耐光害性 ★★★★
[2013年10月25日発売]